なぜ洋芝なのか

夏本番の暑さとなり競馬も夏競馬が始まったなといった感じの人気薄の好走が目立っていますね🏇
夏競馬と言えば函館・札幌という北海道での開催⛄
函館と札幌の芝は洋芝を用いられています。
なぜこの2会場は洋芝なのかと言えば、洋芝は寒冷地に適しているという特性を持っているからです🥶
北海道という土地だから洋芝が使われているということなのです!
洋芝は葉が太くて密度が高く、クッション性が高いのが特徴で
重馬場になりやすい
洋芝は雨を含むと柔らかくなりやすく、野芝よりも重馬場の影響を受けやすいです。

・パワー型の馬が有利
馬場が重くなることで、スピードよりもスタミナやパワーが要求される傾向があります。
洋芝に適しているかどうかを見極めるのが函館、札幌競馬場を制するポイントになりそうです!
ということで洋芝に適した血統に今回は注目していきたいと思います✨

1・キズナ産駒

🌱 全体傾向(芝・ダート含む)

  • 芝全体(2019~2024年)
    • 勝率:11.1% / 連対率:21.5% / 複勝率:30.6%
  • ダート全体(同期間)
    • 勝率:13.6% / 連対率:25.9% / 複勝率:32.0%

これを見るとそもそもの成績が良いと言えますね、、、


札幌・芝1800mの代表成績

  • 着別度数:5‑1‑3‑14(23頭出走)
  • 勝率:21.7% / 連対率:26.1% / 複勝率:39.1%

➡️芝全体で素晴らしい成績を残すキズナ産駒ですが、それと比較しても抜群の好成績!函館同距離でもほぼ同様の傾向が期待できます。
キズナ産駒は洋芝に適していると言えるでしょう。

🧬 キズナ産駒の芝距離別成績(良馬場重視)

  • 1000–1300 m:勝率7.2%、複勝率26.4%(短距離は苦手)
  • 1400–1600 m:勝率11.4%、複勝率30.7%
  • 1700–2000 m:勝率12.4%、複勝率32.2%
  • 2100–2400 m:勝率9.4%、複勝率29.2%

➡️短距離は苦手という結果が出ており1400m以上の中距離で安定。
特に1700~2000mの洋芝では高いパフォーマンスが期待できます。
2100m以上になると少し成績が落ちるので注意が必要です。

2・ドゥラメンテ産駒

🌱 札幌競馬場(芝コース)での成績

  • 着別度数:38‑18‑24‑157/237頭出走
  • 勝率:16.0%
  • 連対率:23.6%
  • 複勝率:33.8%

🌀 函館競馬場(芝コース)での成績

  • 着別度数:16‑12‑12‑109/149頭出走
  • 勝率:10.7%
  • 連対率:18.8%
  • 複勝率:26.8%
    ➡️ 札幌と比較するとやや成績は落ちますが、十分好走圏内に入る性能があります。

別の競馬場との成績を比較してみましょう!

🏇 その他主要競馬場との比較

競馬場勝率連対率複勝率
東京11.7%22.3%30.2%
中京8.4%17.9%27.4%

キズナ産駒同様、他の競馬場でも素晴らしい成績を残していますね、、、

3・オルフェーブル産駒

札幌競馬場(芝コース)

  • 2019〜2023年 全体:5‑2‑1‑20/28頭出走
    → 勝率17.9%、連対率25.0%、複勝率28.6%
    安定した高成績で、2021〜2024年も複勝率20〜34%と好調

函館競馬場(芝コース)

  • 函館・芝2600m(2019〜2023年):2‑1‑4‑8/15頭出走
    → 勝率13.3%、連対率20.0%、複勝率46.7%

オルフェーヴル産駒は洋芝に強く、特に札幌2000〜2400m、函館2600mなど中〜長距離での多頭数出走において、勝ち切る力と安定感を備えています。

ディープインパクト産駒には注意

歴代最強と呼んでも過言ではない存在のディープインパクト。
種牡馬としても圧倒的な成績を残していますが、洋芝に関してはやや成績を落としています。
とは言っても他の成績が良すぎるから比較して良くはないというレベルで、札幌記念を4回制覇しているだけに割り引く必要は全くないのですが、他の競馬場に比べるとやや信頼度は落ちるというレベルです。
7月6日(日)の10R、横津岳特別でディープインパクト産駒のシテフローラルが出走予定ですがどのような競馬を見せてくれるでしょうか。

最後に

ここまで語っておいてなんですが、正直僕自身あまり血統に詳しくないんですよね、、、
というのも子はあくまでも子だからその通りになるとは思えなくて、、、
競馬見始めて7年くらいは経ちましたが血統に関しては全くと言っていいほど知識ありません💦
ただ、競馬予想には血統派と呼ばれる予想もあるくらい競馬好きにとって血統は注目すべきポイントであることも間違いありません。
知らないよりは知っていた方が良いことも間違いないので、これが何かの参考になれば嬉しいです✨

僕が競馬を見始めたころに活躍していたレイデオロやアドマイヤマーズ、インディチャンプなどといった馬の子供たちが走るのを見るのはとても楽しく、こういうのが血統を楽しむことの1つなのかなとも思っています。
全てを網羅するのはなかなか大変だと思うので、競馬を始めたての方はお気に入りの馬の父や母の名前を見て注目してみるのもいいかもしれませんね☺

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